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三重県に住むS兄さんと 久しぶり、対面。昨年、舞の葬儀に来てくれたが ゆっくり対話出来たのは ほんとに久しぶりだ。「正樹のブログは面白い。全部読んでいるよ」と 言ってくれた。ありがたい。
私も これまでに書いたものを いくつか 読み返してみた。面白い。懐かしい気もするからだろう。書き始めて6年になるんだ。最初の頃 かなり時間をかけ 苦労して書いた記憶があるが、今 読み返すと、行数は少ない。でも 修飾文を省いて、伝えたいことを、簡明に記そうと努めていたようだ。読み手に 伝わることが 第一と意識していた。伝えたい 書きたいと 意欲が出たときに 書いている。「何でもいいから 何か 書かなければ」というものではなかった。初めは 読んでくれる人もほとんどいなかった。読んでくれる人がいるから 書かなければと思うことも あって 相当数の文字を埋める作業になってしまったこともあったのでは。
などと 反省しつつも、 最近の書く意欲の欠乏について その言い訳をしようと書き始めたが、やはり 書く意欲は失せて、この 文の後半は 一か月後に取り掛かって書いている。9月18日時点で 私の決断は確定していたが、生活は大きな変化はなく、来鹿した S兄さん家族と、普通に会食できた。
書く意欲の欠乏 それは 配偶者との諍いの連続による結果が第一。その後は、姶良を去るための準備で、パソコンに触れる時間もなくなってしまった。結局 十分に礼を尽くすこともできずに あわただしく立ち去ってしまった無礼を ここで 詫びるしかない。
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「サルビアの花」それでも好きな歌です

ブログ「今宵の一枚」1084夜、もとまろ「サルビアの花」で、思出だす、悔恨。
同じ支店で同僚だった女性が 結婚のため 退職する、その送別会。「こんちくしょう」と、この歌を 歌ってやった。彼女が好きだったのだ、振られたというわけ。
「僕の愛のほうが」「偽りの花嫁 ほほをこわばらせ僕を ちらっと見た」と。恨みがましく唄ってしまった。
その後 相手の病気のため 彼女の結婚は破談になった。
しめしめ と、言う気にはならず。うそ 腹の中では、「もしかしたら僕の方に向いてくれるかも」などと、期待もあった。でも あの歌を歌ってしまって、彼女は 私を恨んでいるのでは と、悔やむ方がさきだった。
あつかましくも 私は また 同僚ではなくなった 彼女に接近。家にも何度も行って、家族には好意的に迎えてもらっていた。と 思っている。私のために 骨を折ってくれた 親戚もいたが、彼女の心は 私には向かわなかった。まぁ 私がだめなのである、頼りなかったんだろう。本気で結婚を申し込んだのは 彼女が初めてだった。
もう 二十数年前のことだ。当然彼女も家庭を持って 幸せに暮らしている。
送別会で 私が「サルビアの花」を歌ったことなど 憶えてないだろう。聞いてなかったのでは。それなら 悔やむ事もない。と思ったが あの時彼女は私の隣に座っていた。聞いてた。



「旅の重さ」

目的もなく、ふらっと入った本屋の、レンタルビデオで 目に入った「旅の重さ」のタイトル。昔の話題作がDVD化されて 復刻されているようだ。同じコーナーには 60年代 70年代の邦画が並んでいた。
「旅の重さ」は一度 見ている。劇場だったか テレビだったか憶えてないが、かなり以前のこと。部分的に鮮明に気憶に残っている ほんの一部分だったようだが。冒頭の母への手紙、熱で行き倒れの状態の時、老婆がバックを持ち逃げしようとする場面、最後の行商の男との生活。旅芝居の一座の場面は 全く憶えていない。
映画より先に 本の方を先に読んでいた。大学時代 古書店で見つけて読んだ。素九鬼子という 作者名に興味を持ったはずだ。読んでみたらよかった。素をもと と読ましているのが気に入って、わたしも 戯れにペンネームとして 佳話素真咲 と 佳話 素基という名をつけてた事がある。その直ぐあと 映画も見たと思う。当時 この作者 素九鬼子は、不明の人物だった。誰かの別名ではないか と なぞの人物とされていた。今回その件についてしらべてみたら、その後 本人が名乗り出て、愛媛に住む女性である事がわかり、他にも出版された小説がいくつかあり、直木賞候補にも3度挙げられている。ただ 今はまた 消息不明とのことだ。
本のイメージから、バッグを持ち去ろうとしたのは、腰の曲がったかなりの老婆だったと、想像していたが映画の人物は まだ 若さの残る女性だった。原作を読んで 空想を膨らませたあと、映像をみて、空想との違いにがっかりする事もあるが、この映画は 小説同様の面白さを、堪能できた。
秋吉久美子のデビュー作でもある と、その後知って、いったい どの場面に出てただろうか と、その興味も,もって今回見た。漁村の本好きの少女で 最後入水自殺するのが 秋吉久美子の役所だった。本当にまだ 少女の雰囲気。読書好き で、読んだ本によって 自分の世界観を複雑にしてしまうことなど、秋吉久美子にピッタリだと思った。
「旅の重さ」の主演の高橋洋子も、今はすっかり メディアでは見れなくなった。この映画を撮った時は、役と同じ10代後半だったのだろう、朝ドラ「北の家族」のヒロインを演じ、いくつかのテレビドラマ出演。「どてらい奴」にも出ていた。映画「サンダカン八番娼館」の主演までは 観ている。その後 小説「雨が好き」を書いて 中央公論新人賞を得て 作家デビュー。その後の事は知らない。ネットで検索すると 同じ名前で 歌手が出てくる。この 映画のみずみずしい高橋洋子を記憶にとどめ置きたくもあり、もう 出ないほうがいい というのは 彼女に失礼だな。
青春時代にみて わくわくしたり どきどきしたり 心を揺さぶられた映画が またいつでも見れるのは うれしい。「サード」や「遠来」秋吉久美子の「赤ちょうちん」「妹」ちょっとマニアックだけど「書を捨てよ 町へ出よう」ほか「ヒポクラテスたち」「しのぶ川」「道頓堀川」など、懐かしくてまた見たものもある。
再鑑賞を待ち望んでいる「純」「祭りの準備」も いつか見れるかな。