店主の気ままなひとり言
珈琲工房かわもと店主の、ほとんど独り言

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大学3年ときニュースで「財田川事件再審決定」との報道を聞いた。翌日、刑法の講義で教授がそれについて説明した。講義は刑法の各論だったはずだから、教授はほんらいの講義から離れて解説したわけだ、それだけ重要なニュースだった。そのとき 「開かずの門」「白鳥決定」「古畑鑑定の不信」という言葉を聞いたのを憶えている。それまで再審が認められたのは、真犯人が登場して 無罪が確定した「弘前教授夫人殺害事件」くらいで、ほとんどが棄却されていた。白鳥警部事件で、「疑わしきは被告人の利益に」という 原則が再審判においても適用されるとして、門がすこし開きやすくなったが、それでも 再審は認められない。その理由に「法の安定性」ということがあるのも そのときの講義で知った。その直ぐあと数ヵ月後 免田事件の再審決定という報道も伝えられ、こちらの方がマスコミにより大きく取り上げられ、開放された免田栄さんが頻繁にメディアに登場していた事をよく憶えている。その頃冤罪事件として取り上げられたいくつかの事件についても、そのゆくえに対する興味で、報じられていたが、袴田事件がその中に入っていたかは、憶えがない。ボクシング界が支援していたこの事件はその後、わたしもよく知るようになった。アメリカでも同じようにボクサー、ルビン・カーターの無罪を訴え、ボブ・ディランンが「ハリケーン」を発表したのもその直ぐ後。
このたび 袴田事件の再審が認められ、裁判官は「証拠捏造の疑い」をも指摘して、警察 検察を批判。普通に見ておかしな点は多いのに何故その指摘が取り入れられなかったのか。「決定した判決は、変えてはいけない」と、法の安定性の原則が重かったのか。小田原や高知の冤罪事件の判決は、検察つまり国家の判断を正当化するため詭弁を並べているとしか思えない。今回も検察は即時抗告するらしい。しきたりみたいなもんだろうか。本当にどう見てもおかしい事を、正当だと 主張するのだろうか。たぶん 検察官個人個人はおかしいと思っても、組織として、おかしなことを通し続けないといけないのだろう。そこには被告人へ与えてしまった苦痛など、微塵も感じ取れない。人間の感情が欠けている。裁判官の厳しい指摘に反発してとか、高裁の違う裁判官なら、とか、考えていると、新聞に載っていたが、なんだか駄々っ子みたい。潔く 決定を受け入れ、抗告断念する事で、社会からは賞賛されると思うのだが。
映画「それでも僕はやってない」で言っていいたように、国に人事権をもたれた、国家公務員の裁判官は、国には逆らえない。そう、思う裁判官もいるだろう。高知の「警察と違う事を言っているから、信用できない」といった変な裁判官。激しい雨が降っていた小田原で、現場の公園だけは、降ってなかったかもしれない」とか、本気か?とううたがうようなことを 言う裁判官が確かにいた。警察や検察の裏金問題で、彼らが潔癖な組織出ないことは皆 知っている。志布志では事件の捏造が 警察によってなされた。とにかく 組織のためなら、嘘もつく集団。世間はそんな目で見て言る。健全な正義感旺盛な警察官だって 沢山いるだろうに、組織に邪魔されているんじゃないか。
疑わしきは、被告の利益に 国家の利益じゃない。原則に従って、袴田事件の再審が行われることを期待する。
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大島高校は大差で負けましたが、全く 悔しさがありません。沢山ヒットも打ったし、中盤までは互角の試合。母校の名が、全国に示され、後輩達の溌剌とした姿が、テレビの画面に映し出されている。そして スタンドで応援する島の人たちの姿も、熱きその魂が伝わるほどに、一体となって、見事だった。「島が一体となった」大高の監督はじめ 多くの人がそれを口にしていた。スタンドにいた人だけでなく、テレビで見ていた私もそれを感じた。選手には、その親が知り合いと言う子も何人かいるが、人的縁がなかったとしても、島中が彼らのおかげで、この素晴らしい一体感を味わえた。島の代表として 全国の舞台に立った彼らの功績は大きい。敗戦しても清清しい笑顔を浮かべ、次に向けての決意と、島への感謝を口にする何十歳も年下の後輩の事を 誇りに思う。大差がついても、テレビから目を離すことはなかった。彼らが今 甲子園にいる それだけで、感激。
東京から応援に行った山元から、メールで、写真が送られてきた。応援に集まった同窓生達の写真。30名ほどが写っている。中には卒業以来一度も会っていない者も。期待した50名には達しなかったが、呼びかけずともこれだけ集まる、この甲子園大会の機会が、いかに貴重なものだったか。

選抜高校野球で行進する後輩たちを見て、アナウンスで母校の名前を聞いたら、ジ~ンときた。鹿児島のテレビは大島高校の特集が連日。「ダイコウ」という通称も、県民に馴染みとなったのでは。19日はテレビで、20日はラジオで大高のために特集をしてくれている。鹿児島から2校出るのに、なぜ大高が特別扱い。普通の高校生だから。奄美から初めてだから。そして 奄美随一の進学校と紹介される。
生徒は皆 進学する意思で入学している。今年も 東大 京大への合格者がいて、50名以上が国公立大へ、あるいは早慶などの難関私大にも合格している進学校であるのはそうなのだが、入学希望者への資料とされる偏差値は高くない。低いと言っていいのかも。入学はそれほど難しくないのだ。事情がある。離島である事。高校入試に失敗すると、鹿児島の私立校へ行かなければならず、通学できないから、下宿、となる。金銭負担が大きいのだ。ゆえに 不合格者を極力出さないよう考慮されている。最近は中学の生徒数減もあり、合格のラインはかなり下がっているようだ。しかし それで良い と言うわけではなく、付いてこれず、退学する生徒も出てきて、対策として多様な意見は出ているようだ。
私の時も不合格者は3人だったのではなかったか。合格者は320人。2年から3年になるとき、十数名が進級できず 2年になった時は、先輩数人が同級生になった。島の南と北に普通科の高校はあるが、通学は困難で、市内には職業校しかなく、転校できず退学するものもいた。一時期、定員減で、数十人の不合格者がでる時期があった。中学では、本人の希望を覆させ、職業校を受験させようとしていた。そのころの方が 大学進学実績は、ずっと良かった。でも 島の景気が落ち込んだ時期でもあり、鹿児島の高校へ入学させることができず、地元に残って浪人する者もいた。上位の成績にいて 学校のレベルアップを望む人には不満かもしれない。入学希望者の意見を極力受け入れる行政の姿勢も間違っていないと思う。今年 難関大に合格した人たちが、自分自身のやり方次第だ ということを言っていた。野球部員は大高で野球をやりたかった と言っている。空手をやりたくて入学した人もいるかもしれない。多様な事情の 個々の生徒一人ひとりに向き合って、応えて欲しいと 学校 教員の皆様に期待したい。
自分の高校時代を振り返ったら、先生には逆らってばかり、部活から 勉強から 逃げてばかり、ふがいない自分を悲観した完全なペシミスト。周囲からみたら暗く 陰湿に思えたかも。先生 や 周囲の友人の助言に素直に従っていれば と 反省しきり。

コーヒー暴騰

今月初め、いつものコーヒー会社から3月の見積もりが 送られて来ないので、電話をしてみると、「今 作っているところですが、値段がすごく上がってます」相場が急騰して、価格が確定できなかったようだ。ほかのコーヒー会社からはニューヨークの市場で 異常に高騰している旨のニュースが知らされてきていた。それでも 先月とほとんどかわりの無い値の見積もりを送ってきた会社もあったので、メインにしているこの会社の返答には、驚いた。送られてきた見積もりは先月と比べ、軒並み15~25%のアップ。困った。いつもはオーガニックを仕入れている会社に問い合わせたろところ、「近いうちに上がると思いますが、今のところは、先月と一緒です」。こちらは普段、少し高めの価格なので、オーガニック以外は注文しないのだが、今回は全てこちらから取るのがベスト。直ぐ発注。荷物より先に届いた新しい見積もりは、やはり相当な値上げ。その日付はわたしが注文を出した翌日。ぎりぎり良かった。他の会社も、変更された金額の見積書が届いた。やはり 何処もかなりの値上がり。来月はどうしよう。
ニューヨークの取引が、連日の値上がりで、今年頭と比べたら80%のアップらしい。要因はブラジルの不作予想。コーヒーの落花が異常に早かった。それに世界情勢からくる経済の混乱。ウクライナ情勢などの不安材料が世界金融の不安定材料になっているそうだ。平和でないと商売もうまくいかない。
しかし 今月半ばくらいから、上がり方に変化も。昨日のレポートでは急落したとも。ブラジルの収穫量が予想以上に多そうだとのじょうほうが出てきた。昨今の異常気象は食物の成長の様子も変化させているのかも。今日会った、マンゴーを生産している農家に、花の咲く時期が段々変化している と言う話を聞いた。「何処でも 異状気象だ」。
コーヒー価格が、元の数値に落ち着いてくれたら、今回のように仕入れで混乱しなくてすむ。しかし 異常気象は何が起こるか知れない という 不安をずっと持ち続けなければならない。

清水めぐみ選手 来店

焙煎をしている時、窓の向こうに、ウィンドブレーカー姿の長身の女性が立ち、中をのぞいているのに気づいた。合宿に来ている陸上選手だ。戸を開け 中に招くと「コーヒー買えるんですか」と尋ねてくる。好みなどを聞き、関東の方ゆえ、苦味が好ましいだろうと、勧めた、いくつかの種類のコーヒーから3種類を選び、買っていただいた。こーひーを渡しながら、わたしの興味があふれ出し、質問を始めた。「何処のチームですか」
「社会人なんですけど、農美倉庫運輸という会社で、岐阜にあります」聞いたことの無い会社だった。「ここ、通るといつもコーヒーの香りがしていた」というから、直ぐ近くのホテルに泊まっているんだろうが、表の歓迎の張り紙にもその会社名は無い。要するに 合宿ではなく 一人でトレーニングにきているという。しかも 短距離選手。「来年は新潟アルべリックスになるけど 毎年来ます。」という。少し大人びた上品な物腰の人だった。これはファンになる。そう思い、最後に名前を伺うと、「清水です」「新潟の清水選手。日本選手権のときは応援します」そう返しながらも、いったいどういう選手かわからなかった。あとで 調べてみた。
100mベスト11秒76 昨年国体6位 シンガポール国際2位 中央大出身。もちろん日本選手権も出ている。一昨年は5位。こんなすごい記録を持った人を知らなかったとは!多分 テレビでも見ているはず。そんな人に 「新潟は久保倉さんが有名ですね」なんて 清水めぐみ選手も有名だったのに、失礼してしまった。テレビの体育会TVにも出たことあるんだ。ほか 小学校で陸上教室を開いたことが、新聞に載っていたり。陸上競技を通しての社会貢献にも積極的な様。来月末くらいから 陸上トラックシーズン。楽しみだ。清水選手、応援するぞ。

名瀬運動公園へ、行ってみた。沢山の陸上選手が練習している。今 合宿に来ているのは、天満屋 大塚製薬 九電工 デンソー 埼玉大など。集団でトラック練習をしている女子選手達がいる。全力走だ。ジョギングコースでもジョグやウォーキングのトレーニングをしている。トラック内で軽くアップしている人も、もう練習を終えて、コーチのアドバイスを聞いている人達も、これは地元の高校生だった。いろんなトレーニング方が見れる。
トラックの集団に注目。全力で走って休憩かと思ったら、また走り出した。300・100のインターバルだ。5本走って、400ジョグして また 5本。それを何度も繰り返す。いったい何十本走るのか、1時間経ってもまだやってる。先頭をペースメーカーの男子が引っ張り 10数名の女子選手が続く。「はっ はっ」と苦しさに耐えるように声が聞こえてくる。すごい。数名のコーチと マネジャーらしき人たちが声をかけている。コーチの背中のネームは「てんまや」だった。駅伝で走っているのを見るのは、5名 6名だけど、チームにはこんなに沢山いるんだ。オリンピックに出たあの選手達もいるのだろうか。全員サングラスをしているので顔はわからない。控えの選手でもこんなに走れるんだ。こんなすごい、きつい練習をこなしているんだ。わたしがやってたインターバルは400でせいぜい7本くらい 1000を5本とか、2000を3本とか やった後は歩けないくらいだった。一流選手は400を20本くらいやる と 聞いたことがあるが、今日見ていたのはそれどころじゃない はるかに多い。しかも 女子。
実業団で、長距離走をやると言うことは、こんなきつい事をこなさなければならないのだ。それができるほど凄い人たちなんだ。

3月も半ば過ぎ。今月初めての更新です。いったい 何をしていたか。自身の環境が変わり、風邪など引いて体調すぐれず。例年のごとく、確定申告に四苦八苦して、と、相変わらず、言い訳ばかり。
それでも 周囲は、話題にあふれ、中でも、町中の話題は 大島高校の選抜高校野球出場。対戦相手も決まり、いよいよそのときが近づいた。知り合いに会えば、「行くの?」と先ず聞かれる。応援に甲子園に行くのかどうかを尋ねられる。私は残念ながら行くほどの余裕が無い。でも そういう会話が普通になっているほど、甲子園行きをたのしみにしているひとが多い。昨日久しぶりにかかって来た 神奈川の従兄弟の第一声も「正樹はどうするの?」行くの 行かないの という問いだ。教員をしている彼、前もって 母校の試合の日は休んで大阪に行く事を校長から許可されていたのだが、一回戦のある 25日は終業式。この日だけは休めないと、残念がっていた。雨で順延になることを期待しているのかも。東京で同窓会の幹事役をしている山元は、同窓生50人は来るだろうと、目論見、大阪での同窓会を企画している。何故みな 行こうとしているか、一様に 「こんな事 あと100年は無いだろう」と言う。確かにすごい事だ。新聞の組み合わせ表に、全国に知られた強豪校とならんで 母校の名前がある。信じられないとも思う。しかし 今 母校は強い時期。数年内にもう一度 実力で出場できるときがあると私は思う。というより 願っている。
一月前は、寄付の集め方に異論がでたり、すこし 不協和音の兆しも会ったが、ここにきては、近づいた試合に全力で臨む大高ナインへの期待であふれている。相手は近畿一の強豪校。われわれを感動させる、プレーがきっと見られる。