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不信を招く欺き

中国政府は、チベット仏教の最高指導者 ダライ・ラマ と、今後 会うつもりなど 
全くないと 表明した。 初めから まともに ダライ・ラマと、政治的な話をする
つもりはなく、北京オリンピックを成功させるため、世界に 民主的な政権運営
が、行なわれていると アピールする為のポーズだったようだ。本当はこんなこと
どの国もわかっているんだが そのポーズに妥協して 面倒な事態を避けようと
していた。オリンピックが終了して 堂々と 本音を言える状況になったのだ。
先進国を振り回す厄介なあの北朝鮮政府も、援助を得る手段として 相手国
を喜ばせるような 本心とは乖離した 提案をよこしてくる、目的の利益を得た後は
難癖をつけ あるいは、意思のけん欠があった様に主張して 自らの責任は、
果たさない。これも 皆 北朝鮮政府のやることは、予想できて 憤慨するが、
交渉担当の組織が、面倒を裂けたくて 呑んでしまう。
こういう策を、施す輩は 世に多い。相手を安心させ 満足が得られると思い込ませる
言動を見せて、後になれば 「そういう意味ではなかった」と 主張する。
身近な例で 建築業者が 工事施工にどうしても必要な 技術者を、工事完成後には、
ボーナスを奮発するからと 引き抜いておいて 工事完成が近づくと 「赤字になりそうだ」
としきりに言い始め、通常の賃金しか払わなかったと、当の 技術者が怒っていた。
勤めていた 企業でも 労組との団交で、「大手並みに頑張って営業成績を上げれば 
君達の生活も豊かになる」と、期待させながら、後の交渉では 「規模の小さいうちが 
大手と同じ給料を出せるはずないだろう」と、落胆させた。こういうことを、予想できても、
労働者は「会社が存続せねば われわれは 生活していけない」と 甘い言葉を理由に
妥協する。
わが国の国会は もう解散して 選挙が終わっているはずだった。首相がそお匂わせる
発言をしていたのだから。選挙をすれば逆転して政権を奪取できると期待する野党は
早く解散してもらうため 以前は反対していた重要法案に、抵抗することなく 成立させた
政権をとるためと、主張を変える、野党も愚かに思えるが、 その後 解散の意志を引っ込
めた首相と与党の、法案を通すための 策略だったんじゃないかと、勘ぐりたくなる。 
ただ こういう人達を、今後も信頼していくことは出来ない。交渉時に相手の主張が、甘ければ
裏に何があるかを見極めないといけない。にこにこ笑顔で 会見している その腹の中を
疑わざる得ない。首相が、提案している国民への 金銭支給、鳥越俊太郎氏が、「選挙用
事前買収」と言ってた、露骨な、方策だが、3年後に上げると言っている消費税を 事情が
急変したといって 来年上げるかもしれない。そうなれば 家計の支出増は、貰った1万数.
千円より、何倍何十倍も大きい金額だ。野党の反対を理由に支給制度が、廃案になって
国民の利益を 野党が奪ったと主張するつもりかもしれない。とにかく 信用できなくなる。
国民を喜ばそうと 提案することの裏を常に疑わざる得なくなる。嘗て 選挙前に「必ず減税
をします」と言った首相がいた。選挙後 約束どおりに減税してくれた その額は、一家庭
年間 数百円だった。これで 暮らしが楽になるか ばかにするな と、怒ったことも 思い出す。
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