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「彼岸花」で思い知った、娘の親父は切ない。昔も今も

昨日観た小津映画「彼岸花」、続きを今日鑑賞。観終えて考えたこと。
親は子供に対し、「こうなって欲しい」と、理想とまでは言わなくても、
願い のようなものを抱いている。これは、親だけのものとして、子に
指導のつもりででも、くどくは、いわない方がいい。指図と、受け止められて
うるさがられだけで、子は親の思いを解ってても、それを忠実に守ろうなんて
これっぽちも思わないだろう。「こういうことはいけない。」と、思うことだけ
普段からうるさいくらいにでもいっておくだけにした方が良い。
映画の趣旨とは、ずれてるが、観ながらそういうことを考えていた。
主人公の父親が 激怒したのは、自分達が日ごろから娘の幸せのためにと、良縁
を、探してるのを知ってるはずなのに、娘は勝手に自分で相手を決めてしまったこと。
現在なら、本人達 双方の同じ思いによって決まるものだが、50年前だと、家長に
強い権限があったようだ。小津の作品は、よくこういう娘の縁談が テーマになる。
「晩春」「秋刀魚の味」では、父親の進めた縁談で落ち着いたが、この「彼岸花」
は、、娘の一途さに負けた、父親が苦々しい思いながら認めざる得なくなった、
父親の滑稽な頑固さが、佐分利信の演技で、見事に現れている。滑稽に見えても
父親はこう思うのは当然だ と、言う意見も多分多かろう。
私の周囲でも、娘を貰いに来た男を、本気で怒ったという話はちょくちょく聞く。
ある親父は 芸能界に身をおく婿に対し「俺は 女の芸者は好きだが男の芸者は好かん」
と、言い放ち、結局,傍で聞いてた、娘を泣かしてしまい他の家族の大顰蹙を買ってしまった。
またある親父は、「娘をやるからには、相当飲める奴でないとだめと」「一晩付き合って飲め」
と言うことで飲み比べをはじめたが、その内、酔いが回ると 楽しくなって嬉しくなって、
親父だけ、どんどん酒量が増え、結局婿に介抱された とか。親父は自分で、
ケリをつけなければならない悲しみを抱えているのだ。私の場合、・・考えるの止めた
どおせ 娘は行くときは勝手に行くのだ。
映像の中で気づいた事。52年前、社会は現在とそんなに変わってなかったんじゃないか。
舞台は東京だから、都会は早くから発展していたのかもとも思うが。
人々は 今と同じ服装で、オフィスで仕事をしている。仕事帰りに、なじみのバーで、一杯
休日にはゴルフに行き、ゴルフ場には、クラブハウスがあり飲食が、可能。
浪花千恵子は、なんと人間ドッグに、入ってた。52年前でも、今の我々とやってることは
変わらなかったのか。違うのは、オフィスで仕事をしながらタバコをすってる。電話が、黒い
しかも、交換手を必要としている。もちろん携帯は、出てこない。
有馬稲子と山本富士子が、若い娘役、これが、映画が古い証拠。

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