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ヒポクラテスたち

DVD 「ヒポクラテスたち」。面白かった。どういうふうにか?というと 30年前の学生気質が現れていた。その中で 医学生という外から見るとエリートに思える者達の苦悩と、その悩みを、滑稽にまたは皮肉っていること、医学実習の様子や実際の医療行為 たとえば 手術の映像 内視鏡の映像 普通の人には 知ることの出来ない様子が見れた。そして、なんといっても キャスティング。1980年の作品。大森一樹監督。当事話題には、なった。大森一樹は まだ 京都府立医科大の学生だったと思う。NHKの[若い広場」で、紹介されていたと思う。新米監督の奮闘振りを紹介しながら この映画の撮影中の様子が放送されていた、ついでに 彼が 医師国家試験に不合格になった事を知る場面もあった、そのお陰で彼は今でも第一線で活躍する映画監督になれたのかも。さてキャストだが 伊藤蘭の映画初出演作品ということでも話題になった。主演は古尾谷雅人だが、伊藤蘭は準主役の最後に苦悩を行動に表す重要な役。他に 医者を目指す青年達を演ずるのが、今はベテランの実力派と讃えられている面々 柄本明、小倉一郎 阿藤海 内藤剛志 斉藤洋介 教官役にも 珍しいというか 役者ではない、 漫画界に君臨する 医学部卒の手塚治虫。監督の先輩 北山修が当事名乗っていた自切俳人の名前で。若い広場の司会をしていた作家 軒上泊が、出演。面白いのは彼等の30年前が今とほとんど変わらないこと、古尾谷と手塚治虫は故人になっているが、他の俳優は 内藤の髪がロングだった以外ほとんど変わっていない、画面に現れた瞬間直ぐ分かる。
ーマや挿入でなく、日常聞こえる音楽として、キャンディーズの歌が聞こえ、ブラックジャックが登場したり、北山は 早口でまくし立てるような台詞の途中で、フォークルを自慢する。卒業写真の欠席者別撮影に大森監督の顔をはめ込まれていたり、思わず笑ってしまう場面数々あり。キャストクレジットに森本レオの名前。気づかなかった。探してみたら、卒業写真を撮るカメラマン、ずっと背中ばかり見せているが、一瞬振り向いたときにその顔が見えた。何で 写真屋がこんなに喋ってるんだ と思ったら、そうだったのか。
映画は、激しく議論しあい、あげく どたばたのけんかになる。酒に酔って憂さをはらす。社会運動に身を投げ入れる。自己の適正に自信を失い、厭世的になる。それでも ほとんどの者はレールから脱線しかけてもまたそのレールに戻って決まっていた方向へ進む。当事の風潮を思いおこせば、そうだったよなぁと 共感してしまう。
この話が 大森一樹の 私体験を、モチーフにしたかどうかは、分からない。でも 彼だから、作れた映画だとははっきり言える。
 
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