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土曜日は、下の娘と、加治木の花火を観覧した。しばらく見て 休憩に入ると、娘は
「もう行こう」と、言い出す。買い物に行きたいらしい。
私達が見てたのは、加治木の祭り会場じゃなくて、家の近くの堤防の上。昨年 周辺3町が合併したあと、姶良の花火は催されなくなった。加治木は続いてる。例年会場の出店で、何かを買うのを楽しみにしているのだが、できないので 近くのスーパーで 惣菜でも買って、持ち帰りたべて見たいらしい。私はまだ、花火の 瞬間輝き、はかなく消え行く、花火の美しい情感を味わいたくて、まだ 立ち去りがたく、堤防を降りたところで、30分あまり、堤防のてっぺんから、出現する、一瞬咲く花の数々を眺めていた。スーパーでから揚げを買って、帰宅した娘が
「お父さん ありがとう」と、言う。「うん」と応えたが、何への感謝か。花火を見れた事か、から揚げを買ってやったことか。
同じ言葉を 小学生の舞にも 言ってもらった事を思い出した。二人で神社の六月灯に出かけた帰り道だった。連れてってくれたことへの「ありがとう」だった。他の友達みたいに、あちらこちら連れてってもらうのは無理かなと、思っていたのが、つれてってもらった嬉しさだった。下の娘も同じだろう。
私は喫茶業だった。仕事を終えて帰宅するのは、早くて10時だった。土 日こそ忙しくて、休めなかった。
下の子が生まれた年だ。母親に頼めないのは判ってた。皆のように 親に遊びに連れてってもらえないことは、悲しかっただろう。その時は 張り紙をして店を早仕舞いした。その後,客からの苦情はこなかった。「子供のためなら 許されるだろう、許してくれ」と 以降 こどもの日と 土曜の午前中を、子供のために費やす事にした。もちろん運動会の日もだけど、終わった夕方から開店する事もあった。
学校帰りに 舞が 店に寄ってくれるので、触れ合う時間が少ないとは、思ってなかったが、店に来る他の父兄が「夏休みの間 何度もキャンプしたりバーべキュウしたのに また してとせがまれる」といってるのを聞いたら、ほんとに 舞にすまないと思った。我慢してるんだ。
鹿児島へ出てきて、今の小売業になってからは、定休日を、設けたが、高学年になった舞は、友達との交友が多くなり、親と一緒の行動は めっきり減っていた。それでも、家族で、大分と、宮崎に 旅行に行けた事は、舞の中では、大いに喜べる事だっただろう。
後年 舞が 旅行に連れてってもらえない妹をかわいそうだと、自分が連れて行ったことがある。
同じ年代の頃の自分の寂しさが記憶にあったからだろう。このときも 舞に頼ってしまった。「こんな親ですまない」また 思った。
「ありがとう」の言葉を聞いたときは嬉しいが、そういわせるほどの 寂しさを、子供に持たせていたと言う事。あぁ 思い出してはため息がでることばかり。
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