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追悼 星の王子様

彼のことを「星の王子様」と呼んでいる。17年か18年前、夜遅く、彼に誘われて、北大島をドライブしたとき、笠利のあやまる岬の展望場所で、暗い気分の私に あの かん高い明るい声で、360度見渡せる夜空の、星について 解説してくれた。星座を示し それが どう移動するか、星座に纏わる言い伝えは 彼の講演を記した新聞記事などで 少々知識を得ていた私も、そのうちあまりに美しいその星空に魅了され、質問などし始めた。前日私は 酒で 大失敗をしていた。その日は店も夕方まで開けられず、ほとんど夜だけの営業、ほんとに暗い気分だった。家にも帰りたくなかった。遅い時間に店に来た彼は 落ち込んでる私を見て 誘ってくれた。当地では星空観測会の講師として知られていた、あの ハヤブサを打ち上げた 内之浦の宇宙空間観測所で講演したこともあった。私一人で聞いてたあのときから 私も夜空を眺めるようになった。ふと心が和むことがわかったから。2時間くらいのドライブだったかな。その時のことを今でもはっきり憶えているのは、彼の優しさを しみじみ感じたから。
今 彼の姿はどこにもない。一瞬の出来事で命を失った。彼に何の落ち度もないのに。
名瀬からの一報はまだ未確認ものだった。まさかと思った。次に「どうしよう」と思った。本当だったら恐ろしいことだ、私の現在で彼は絶対なくてはならないものだったから。どれくらいか時間が過ぎ それが真実だったと知らされた。
2ヵ月半前 娘の葬儀にわざわざ駆けつけてくれた時の彼を思い出した。半月前 電話で話した 彼の声を思い出した。まだ 信じられなかった。そして 彼の家族にもう一つの不幸があったことを知り絶句。彼のお母様のことを思わずにはいられなかった。
今は 奄美野鳥の会 奄美ネイチャーセンターの理事、森林保安員など 自然保護のテーマの下の活動に、法律や会社経理に関する業務など 幅広い分野で能力を発揮し、信頼を得 「彼に聞けばわかるよ」とみんなに頼りにされていた。
私だけではないはずだ。彼の死の衝撃を、喪失感を魂が抜け落ちた程に 強く感じてるのは。
通夜 告別式は たくさんの人が訪れたことは当然のこと 通夜の席は 賑やかだったようだ「ほとんど同窓会」といってた。明るい彼に それが ふさわしいから。
高校1年で知り合った。みんなが知ってた、人気者。身体にハンデキャップをおい、意地悪な連中に何か言われても「はいはい そうよ」と聞き流しいつでも明るく、なぜか話題も豊富で彼との交わりはまだ 鮮明に思い出すことが出来る。楽しかったんだ。たとえば 私が好意を持ってた女子生徒と同姓のタクシー運転手が 町のやくざの親分を撥ねてしまったそうだが 大丈夫?なんて 冗談だろうが、真顔で言ってきたことなど。高一でやくざの親分を何で知ってんだ。
お<そらく みんなの中で 少なくとも 同窓生の中で 彼の死 という事実は受け入れられたとしても その存在は 永久に消えることはないだろう。事あるごとに彼の魂は 我々の中に侵入してきて何かを語るに違いない。
まだそこにいるはず。また彼のいた事務所に毎度のように 会いに行こう。

      彼が好きだった歌はこれ

「南沙織が好きだったから 自分は琉球大に行った。」とやはり 真顔で言ってたが。これも本当とは思えない
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