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文学館でしばし憩う

配達の途中 鹿児島近代文学館に立ち寄った。娘と一緒に。2011111816440000.jpg

島尾敏雄展をうやってるはずと思っていたが、それは11日で終了して、今は 向田邦子の回顧展をしていた。入場券を購入して常設展示室へ入っていくと、鹿児島ゆかりの文人達の顔写真がある。20人くらいいただろうか。その中で特に著名で、鹿児島に深く関わってた作家のコーナーがある。海音寺潮五郎 林芙美子 梅崎春生 向田邦子 島尾敏雄。彼等の直筆原稿 著作の初版本 愛用品の展示と経歴の紹介、それとナレーションの音声が出る紙芝居のような仕掛けで 幼少期 少年期を紹介する設備がある。意外にも 娘が 展示物に興味を示し 熱心に見ている。半分は物珍しさだろうが、作家の年表など、ちゃんと読んでる。時々 感心したような言葉を発するが、どうも歴史としてみているようだ。
二階の向田那子展は テレビの世界で活躍した人らしく 華やかな雰囲気で テレビドラマの台本、場面のパネルそして一部屋を使って 彼女の普段の紹介。部屋の居間を再現して 実際に使ってたソファやテーブルがある 衣服も。猫と一緒の写真が何枚もある。マンションの見取り図に 「猫室」と言うのがある。猫のために部屋があり、「この部屋のために青山のマンションに引っ越した」と、妹和子さんの言葉が添えられてた。無類の猫好きの様。同じ猫好きの娘はこれで ますます 向田邦子に興味を示す。嘗てのインタビューを受けた時の映像、寺内貫太郎一家 のVTR 久世充彦など 親しかった人たちの回想VTR さらに 著書の朗読音声など、全て見聞きしていた。懐かしい戦前の磯の風景 じゃんぼ餅が好物だった向田がその磯で家族で それを食べ 桜島を眺めながら砂浜で一日遊んだことを書いた文章が 大きなスクリーンに流れるように表示されるのを最後まで 見つめていた。さて 帰ったら 向田の本 引っ張り出して 娘に与えよう、向田が事故死した一年後に出た 「向田邦子ふたたび」という 特集雑誌を 持ってるが、一体どこにしまっただろうか、私もまた読みたい。
館内で紹介してる作家には 大屋典一つまり一色次郎も、迂闊にもこの人のことを忘れてた。島尾敏雄の死からしばらくしてこの人の死去を報じた新聞記事を目にして こみ上げるものを感じたほどだったのに。その年の正月奄美の地元紙が彼の特集を企画したが 彼がインタビューに応じなかった。一通の封書が新聞社に送られ、そこに指の腱鞘炎で ペンがもてないほどになっていたこと、いまは 関西だったと思うが、公民館で文章教室の講師などをしていること、などが記されていたそうだ。苦労して作家になったけど 晩年も苦労はついて回ったのだろうか。長年 大量に書き続けたからの腱鞘炎で、著作はまだ 沢山あるんだ。私が一番気に入ってる「古里日記」仁ついては、この文学館では何の紹介もない。確かに、「青幻記」や「太陽と鎖」直木賞候補になった「冬の旅」の方が 知られて入るが。
意外な人も、与論に 句碑がある 山口誓子の名が。祖父が鹿児島の出身だそうだ。
あっという間に2時間が過ぎてた、まだ 全部に目を通してはないが 仕事の途中ゆえ、これ以上は留まっていられず、出てしまったが、娘が「また来たい」と言ってる。
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