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強く やさしき人

松本英彦氏が病院で仲間のジャズの演奏に涙を見せたのと同じ様な場面を、
他にも見たことがある。
松本サリン事件の被害者 河野義之さんの奥様のもとをクラッシックの演奏家達が訪問し 演奏を披露した時のことだ。
あの事件で脳障害にみまわれ まだ 回復していない 奥様も ピアノの
演奏家だったそうで やはり クラッシック音楽には 愛着があり、目の前で奏でられたその演奏に、心を動かされ 涙を見せていた。
傍らで 河野さんが 奥様の手を握り奥様と同じ思いのように 笑顔をむけていた。 とても穏やかな やさしい表情だ。
事件の直後 メディアも 警察も 多くの人が 彼の過失か、仕業だと思い込んでいた。猛烈な非難の声を浴びせられた しかし 彼は ずっと落ち着いて
いて 自分の 立場を主張し続けた。テレビの報道番組で 事件現場となった彼の家で、彼がインタビュウを受ける場面があった。それを見て、 「この人は絶対間違ったことをする人ではない」と 感じ取った人は 多かったんじゃないだろうか。突然襲ってきた不幸の最中で、自分の周囲が異常な状態になっているのに 常に穏やかで 的確に 応えていた 身の潔白を訴えようと感情的になったりするのが常人なのだが ずっと冷静で興奮することなく 置かれた状況を 嘆くでもなく 誰それを恨み非難するでもなく。
質問する久米ひろしも、渦中のひとに聞くということに徹し、けっして被疑者扱いをしなかったのもさすがだった。
熊井啓監督の映画で、この事件を扱った「日本の黒い夏」。事件よりも冤罪を
生んでしまった事にかかわった 警察だけでなく マスコミ などに 振り返って検証して貰いたいという 映画だったが 寺尾聡扮する被害者はここでも
物静かで 決して誰をも恨む台詞はでてこなっかた。冤罪が晴れた後、いつものように 愛する奥様の車椅子を押しながら やさしく 語りかけてる姿は
きっと 河野さんのいつもと同じなんだろうと思った。映画では最後に 取調べに当たった刑事が 人を頼んで 「すまなかった」という侘びのことばを伝えている。実際には その後どうなったかは判らないが、警察組織として公式には、河野さん本人に対して 説明はしたが 謝罪はしてないと聞いてる
映画のように 個人で 謝罪の意思を伝える者がいたら 主人公が見せた嬉しそうな笑顔を 河野さんも見せてくれるんじゃないだろうか。
普通の我々に、こんな厳しい状況が襲ったらとても絶えられない。河野さんの
真の強さに感服する。海外で活躍している娘さんも、困窮者のために尽力する
姿勢は、お父様の優しさと強さを、受け継いでるからこその行動だと思う。
このうえは 一刻も早く奥様が回復され 穏やかな日々の二人の時間が訪れることを、祈らずには、いられない。
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