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舞台はそれぞれの心の中に

小柳ルミ子の「私の城下町」 城下町とはどこだろう。今日読んだ 朝日新聞「歌の旅人」によると、作曲の平尾昌晃は 病気療養していた長野県の上諏訪の高島城を思い浮かべて作っていて、レコードディレクターは、作詞を安井かずみに依頼に行ったとき、少年時代をすごした 飛騨高山の話で、楽曲のイメージを説明。その安井かずみは京都の先斗町の町並みから 「格子戸」をイメージ 歌った小柳ルミ子は、福岡の実家は格子戸の門で そこをあけると夕焼けは見えるし 大濠公園側で、福岡城跡も近く 勝手にふくおかをイメージしていたそうだ。日本全国 城下町はたくさんある。聞いてる人も 自分に なじみの城下町を想像していたのではないか。もし 城下町に行ったことなくても、この歌で、城下町のたたずまい 雰囲気が 連想でき、自分の中の城下町のイメージが作られていたのかもしれない。
他にも はっきり固有の地名が出ず、聞き手それぞれ 歌に出てくる土地をイメージできる曲がある。西島三重子の「池上線」もそうだ、「池上線のどの駅だろうか」「あの駅のイメージしか沸いてこない」という話題が広がっていた。これは後に 作詞の佐藤順英がテレビで 池上駅であることをばらしてしまった。西島三重子にしてみれば 聞く人それぞれが自分の駅をイメージできてたのに と ばらしてしまったことを残念がっていた。テレビの前に読んだ歌の旅人では記者が、池上駅を探索。2番の歌詞にあるとおり、商店街を抜けたら 踏切があり その先は住宅街で、そこに 実在したこの歌の主人公の実家がまだあることを確認している。このように 歌の中の実在の確認も興味深い。私も 航空写真で 池上駅付近を検索してみた
「歌は 世に出ると 作者の手を離れ 歌う人 聞く人の物になる」と言った人がいた。その歌を聴いて それぞれの思いで聞いているとすると、聞く人それぞれの歌になっている。拓郎の「旅の宿」は最近になって 作詞の岡本おさみが 新婚旅行で行った青森の蔦温泉と言うこを知ったが、そこがどこであるかよりも 歌に出てくる情景のなまめかしさが聞く人をとりこにした。山深い雛の温泉ならどこでもいい。岬めぐりの「岬ってどこですか」と 作曲して歌った 山本コーターローは、ずっと封印していた質問を、思い切って作詞の山上路夫に尋ねたら あっさりと「あれは三浦半島」との答えに、拍子抜けしたそうだ。みんな 九州の端の静かな半島 とか 北海道の雄大な岬とかを想像していたはず。それが東京から遠くない 神奈川の三浦では それまでのイメージが狂う。情緒的に景色を回想させながら聞いている人には、都会からずっと離れた静寂と 雄大さを伴った、美しい岬であって欲しかった。三浦半島もたぶん 美しいのだろうが、山本コータローは拍子抜けしたらしい。
日本人ならだれもが知ってる 「ふるさと」は作詞の高野辰行が 故郷 長野の豊田村の大平山 や斑川を思い出して書き上げたが、歌う人 聞く人は それぞれの故郷や、思いでに残っている土地の風景に思いをはせて 歌い あるいは聞いている。それぞれの人が それぞれに その歌の 場所を持っている。

   昔はよかったなぁ この人も
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