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一年前

あれから一年。丁度今の時間、舞は 意識をなくした。その瞬間は私は居なかった。最後に声をかけたのは8時前「車 移動してくるね」「うん」。病室には看護師がいた。病院に一晩停めてた車を、県庁の駐車場に移動させ、病院へ戻り、無菌病棟の2枚の扉を通り抜けたところへ さっき 病室にいた看護師が「急に 悪くなりました。奥さんを呼んでください」 言葉の前に 「よかった」と発していた。笑い顔にみえた。彼女にとっては、私に伝える という 作業が最優先で それを完了できて安堵でもしたのだろうか。
病室で舞は目を閉じ 汗をかき、激しく呼吸していた。呼びかけに反応はなかった。前日のことを思い出そうとしても、なんら 特別なことは、浮かばない いつもと同じようにすごし 同じような会話をした。ただ 熱が下がらなかった。熱冷ましの点滴を入れると、40度近い熱が、36度代まで下がっていたが、その日はなかなか下がらず、その夜 やってきた看護師が「9度までしか下がらないですね、」とため息を付きながら話したのを聞いて、不安を感じたことはあった。でも いつものように会話した。
母親が病院に到着して 医師から説明があった。「もう 反応がありません 多分 今日か 明日です」
「万策 尽きましたか」言いながら「2箇月は 持たせます と言ったじゃないか」と、内心 怒りがあった。まだ2週間しかたってないのに。それなら 危険があっても臍帯血移植に踏み切ったほうがよかった。この頃 確かな理由もなく不満が増大していたようだ。あの宣告を受けた直後 看護師たちと談笑していたこの医師にも不信感を抱くようになっていた。
意識はもどらぬままでも、舞の様子は変わらず、脈も 呼吸も 血圧も いつもの通り。夜勤のあの看護士は、既におらず その時の事は 聞いていない、何かあったのでは と、勘ぐってしまったりもした。時々 苦しそうにする舞の喉にくだを入れて吸引すると、血のしみた 痰が大量に出てくる。今まで 吸引しても苦しくて 途中でやめていたが この大量の痰にも不快な思いをさせられていたんだ。
同窓生3人に 意識をなくしていることだけ伝えた。愛美さんは 前日 手術をすませたばかり、二人は勤務中。たまたま 川内の裕君の家族と、姶良の秀美さん夫婦が初めて見舞いに来た。こんな状況になっているとは、驚いたことだろう。
意識をなくして12時間後 急激に心拍数が落ち始め 30分後 絶えた。
ちょうど 晴香さんが 病院に到着した時だった。佳那さhhから すぐそっちに行きたいと電話があったが、自宅からは あまりに遠い。
私たちは 悲しみを、噛み締める間などなかった。その時から葬儀の準備と 退室の片付け作業がはじまる。

思い出すのが 辛くなった。何を書こうとしているのかわからなくなった。書き始めてから4時間。この大事な一日、舞のために と思っていたが 無駄に過ごしているのかもしれない。舞と語るんだったら もっと からっと明るい話になるはずだ。 
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舞のお父さんこんばんは、東 晴香です☆
今日、久しぶりにブログを読みました。
相変わらず、仕事と家事で慌ただしい日々を、送っていますが生きているだけで幸せなのだと舞に教えてもらいました(^ー^)

8月13日は、私の父親の命日です。
丸4年がたちましたがあの日の記憶、それまでの思い出が薄れることはありません。

父親のお葬式の日、舞が出水から来てくれたこと、舞の顔を見たとき驚きと安堵感で一杯でした。
本当にありがとう。舞。

早く会いたいです。

残されたものの宿命は、幸せになることだと私は思います。どうかお父さんもお体大切にされて、長生きしてください、それが舞の願い、そして、私たちの願いです。


【2012/08/14 01:11】 URL | 東 晴香 #-[ 編集]


晴香さん ありがとう
その後もいろんな人が来てくれました。みんな 舞いのこと忘れずにいてくれます。
携帯にも沢山メールをいただきました。
みんな 舞に感謝の言葉を伝えています。舞もみんなに感謝してます。
わたしも 感謝、私の家族を思いやってくれる皆さんと、みんなを私の身近な存在にしてくれた舞に。
今日も 結婚の報告に来てくれた友達がいます。
幸せになってください。

【2012/08/16 00:46】 URL | 川元 正樹 #-[ 編集]


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