店主の気ままなひとり言
珈琲工房かわもと店主の、ほとんど独り言

プロフィール

川元 正樹

Author:川元 正樹
店主です。よろしく!



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


コマキストにとって「忍ぶ川」は?

今日の朝日新聞 映画の旅人は 「忍ぶ川」。高校生のとき 栗原小巻がヌードになる という宣伝に食いついて見に行った映画。近年もレンタルのDVDで見ている。後で見たときに、主人公の呪われたような家族のことや、ヒロインが貧しいながらも高潔な生き方を父親から授かっていること。新しい家族を迎える、新しい家族に加わるということ、これらを考えずには見れないことに気づいた。
この記事も 「結婚で それまで人生を覆われていた家 共同体の暗い影を払拭し 夫婦として新しいエネルギーを得る その象徴として、初夜のシーンが必要だった」と 書かれていて、あの美しい、40年の間も鮮明に憶えていたシーンの意味がさらに 崇高に思えてきた。
そのシーンには 監督、出演者たちが並々ならぬ研究 考察に労を惜しまなかったそうだ。衣服、の脱ぎ方、寝姿、美的に見せるアングルを考えるのに、作者 三浦哲郎の私小説ゆえ、本人に 奥さんが どのように 襦袢を脱いだか など 尋ねたらしい。演ずる26歳の栗原小巻も「どうしたら真摯な美しい映像を撮れるか 皆で考え、ヒロインの純粋な気持ちが表現できるよう演技した」と述べている。白黒の映像に、映し出された栗原小巻の白い裸体と、行為のあと、二人の新しい人生のはじまった 明け方 開いた窓の外の 薄暗さの中の雪の眩い白さ。本当に美しかった。それを見たときから 「コマキスト」。かと思ったが、小学生のとき NHK大河の「三姉妹」を見たときからのコマキファンだ。ほかにみた、寅さんの映画や 「若者達」 テレビドラマの中の栗原小巻は、みな印象深く残っている。
監督の熊井啓は、社会派 と呼ばれているらしい。近年では 松本サリン事件での冤罪を扱っ「日本の黒い夏の監督をしている、帝銀事件 下山事件を題材にしている。東南アジアで娼婦となった「からゆきさん」を描いた 「サンダカン八番館娼館」。そういえばこの映画にも栗原小巻が出ていた。関根恵子がヌードで泳ぎ へアーが見えたとか話題になった「朝焼けの歌」だが、この映画も自然を破壊する 大規模開発を摘発する意図で作られた。「忍ぶ川」も、単なる ラブストーリーでなく、「初夜の性行為は自己を生に転化させる行為」それを伝えたかったのだろう。
今日の記事で一番興味をそそられたのは この映画 吉永小百合を念頭にシナリオを書いたそうだ、吉永自身は、乗り気だったが、父親との打ち合わせで、あの初夜のシーンを拒否され、そこは譲れるはずもなく 断念したという。もしかしたら吉永小百合のヌードだったかも 1972年といえば彼女は結婚して直ぐ。まず あのようなシーンにはならなかっただろう。栗原小巻でよかった。「朝焼けの歌」でも 吉永小百合主演で作られるはずだったが、こちらは 熊井が、吉永には似合わないと、関根恵子に変えた。でも 吉永小百合の大胆な演技もみたかった。

栗原小巻の美しさに酔ったのはこのテレビドラマも。 主題歌、青い輝彦の「二人の世界」もいい曲だ
スポンサーサイト


この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
http://coffeekawamoto.blog55.fc2.com/tb.php/702-62945c8d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。