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「カミハテ商店」映写会

映画「カミハテ商店」映写会 あがた森魚ミニコンサート。上映に先立ち山本起也監督が挨拶。「自殺を止めない初老のおばあさんの話」と言うを聞いて、ショック。私と同年代の高橋恵子は初老?
これは映画を見て、さらに 鑑賞後にさらにあった山本監督の説明で納得。まだまだ 魅力的で艶やかで妖艶さを見せることのできる高橋恵子が この 映画では孤独で、疲れ果て、人生の終わりを選択する人たちに共鳴もできているような そんな重い影を漂わせる、自らも終末を予感している、老婦の表情を的確に演じている。なんだか頭髪も薄いように見える。
もともとのシナリオでは80歳くらいのおばあさんになっていた。キャスティングの段階で、製作協力者の高橋伴明監督が「うちのかみさん使え、頼みやすいから」と発言。何か意図があるんだろうと、その意見を採用したわけだが、「主演高橋恵子」が、この風変わりな映画に大きなインパクトをもたらしている。ストーリーもエンディングも、風変わりな映画。このストーリを書いたのが、山本監督が教鞭をとっている京都造形芸術大の二人の女子学生というのにも 驚き。生死観のテーマに深く入り込む、若き才能に驚き。
カミハテ商店に訪れるものは これから 自らの意思で命を絶とうとするもの達。何故それを止めようとしないのか。もう一人 普段活躍している俳優では、寺島進が出演している。零細事務機販売会社の経営者役で、いつも 支払い請求に追い回され、逃げ出したい衝動に耐えている。映画の中ほどで カミハテ商店の初老婦人と彼が兄弟であることがわかる。彼が親しくなった女性へする古里の話の中で、父親もそこで自殺したことを明かす。かれが久しく音信不通にしていた姉へ電話をするのは、自分に死へ逃げ出したい願望があったからだろうか。そのすぐあと 親しい女性が死を決意し、やがて 姉の前に現れる。寺島進は 「ぜったい自殺をやめさせる行動をとるべきだ」と主張し 監督と対立。シナリオでは女性が残した預金通帳を持って 雑踏に走り去る と、なっていたのに 走り去るを拒否。歩き出すが立ち止まった。弟は姉に電話をして助けを求めるだろうと、見ていて私は思った。寺島進も そう主張して、実際にそのシーンも撮ったそうだ。しかし、監督が勝手にカット。見たあと 考えてしまう映画を 目指している。監督から 「この映画は好きな人 嫌いな人 極端に分かれます。」という言葉も。
最後 主人公と死にに来た弟の彼女が、見詰め合ってエンドになる場面を見て、小栗公平の「死の棘」を思い出した。何故 奄美で2度も上映会を?と言う理由に、監督はもう何年も前から奄美に通っている。それは 島尾敏夫の「死の棘」げの興味から、子息伸三氏の「月の家族」「星の棲む島」で、「死の棘」の家族で育った特異さに注目 これを映画化したいという きぼうを持っている。
私が思い浮かべた映画「死の棘」と 監督の「死の棘の家族」の話の偶然に なんだか気分がいい。
あがた森魚は 運転手の役、寂れた漁村へ向かう乗客はカミハテ商店に来て そのあと崖へ向かう人だけ、それを知ってて運ぶ運転手、せりふは一回だけ。このキャスティングは先ず最初に決定したそうだ。
その あがたのライブ3曲、話は曲の10倍くらい長かった。彼は 奄美のシンガー元ちとせとの縁を疲労。オフィスオーガスタの社長と長く仕事をともにしていたそうで、社長が「奄美に素晴らしい歌い手がいた」と話していたのを憶えている。その縁で 彼女のための曲を依頼され、提供したが採用されなかった。元ちとせという 珍しい名前を歌に挿入したのが理由だった。でも 最初のアルバムには「冬のサナトリアム」というあがたの曲をカバーして入れてくれた。
余談で 話を一件 シアターの社長 川上さんと 朝 会った。「高橋恵子じゃなくて 関根恵子の頃の映画も上映して」と言うと、「「ラブレター」をやったよ。と返事。「おさな妻 とか 高校生ブルースとか」私の高校生時代をどきどきときめかせた映画タイトルを言うと「そんなのは駄目」。残念。川上さんも本当は見たいんじゃないの。


この曲も歌いました
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