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遠いロシアの地では、オリンピックが始まり、期待のスキーモーグルの選手の順調な、予選結果や、世界チャンピオンに続けて勝った、フィギァスケートの男子選手の活躍が、賑やかに報じられ、これから登場する期待される日本人選手の紹介に世間はざわめき立っている。わくわくしながら、わたしも見ている、楽しみである。でも、
「土曜は寅さん」今日は第17作「寅次郎夕焼け小焼け」マドンナは大地喜和子扮する龍野の芸子ぼたん。もう一人この映画の重要な役回りが 宇野重吉の演じる日本画家 池ノ内青観。さすが大御所。幸薄そうなみすぼらしい老人と立派な文化人、それにとぼけた表情を見せながら、なんともいえぬ、強い印象をわたしに残す名演をしている。その老人の相手役として登場するのが岡田嘉子。この人の台詞の中に、「う~ん」とうなずくものがあった。「後悔は、やらないで後悔すること やってしまって後悔するもの がある。」二人は昔、恋仲でだったが、青観さんの事情で二人は結ばれなかったようだ。岡田嘉子さんがこのせりふ言うことに驚いた。この映画は76年。72年まで岡田嘉子と言う名は知らなかった。ニュースで、「ソ連から岡田嘉子が帰ってきた」ということが報じられ、そこで どういう人か初めて知った。戦前のトップスターだったが。恋人のソ連亡命に付いて行き、日本の映画界から失踪ということで 世間を驚かせたそうだ。「恋の逃避行」などとも言われたが、清貧な女優のスキャンダルという側面がおおきく取り上げられたのだろう。この映画の後の後 岡田嘉子は再びソ連に戻り、かの地で生涯を終えている。ソ連で決して幸せだったわけでなく 恋人はスパイ容疑で処刑。本人も長く投獄されていた。そんなこの人の言ったこの言葉、今更後悔してもしょうがない。映画の台詞とはいえ なんと重い言葉だろう。映画の中では、高貴な老零の婦人を演じ過去の苦しみは全く滲ませてもいない。
もう一人 今回 貴重な台詞を言ったのが タコ社長 桂梅太郎。貸した金の返済を迫るぼたんに、名目上無財産を言い張って応えようとせぬ、相手に。法律では言うとおりかもしれないが、少しでも苦労している相手に思いやる心を、社会で身を立てようとするのなら持つべきという 意味のことを訴えている。経営者の端くれの自分でもそう思う、実際幾つもの事業を営むのなら。あるエピソードを思い出した、アメリカからやってきた大手のファンドが日本で荒稼ぎ。日本中が見守る騒動の中、抜け目なく貪欲に 数百億を稼いだ。違法な事をしたわけじゃないが、国内からはそのやり方に批判の声。結局儲けはしたが、日本中を敵にしてしまった。その数年後 結局破綻したその会社の日本法人の社長が、「倒産は外的要因で、わたしに責任はない」と言って、世間をまた怒らせて事を思い出した。
今回 タコ社長のやれるだけのことはやってあげようと奮迅する姿に、やるべきことを後回しにしている私目の事、恥いる気持ちに晒されている。
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