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市川昆の 東京オリンピック

また 映画の話だけど
市川昆監督 死去のニュース 新聞で見た テレビも偲んで 詳細に監督の 業績を、報道していた。
私にとって 最も 印象深いのは何といっても 「東京オリンピック」、昔は、体育の日に 毎年のように この 作品を テレビで放映していたので 何回も見た。でも この映画のすばらしさを 強く認識したのは 80年代の終盤だった。ロス五輪の特集だったか 記録映画だったか定かではないが テレビで見た直後 この「東京オリンピック」を見た 重みが全く違った
単なる記録映画ではない。登場する競技者 ひとりひとりの内心が 思い伺えるような 張り詰めた気持ちになって見てしまう、引き込まれてしまう画面だった。
勝者の喜 敗者の落胆 疲労困憊の苦しみ 戦う直前の緊張、スターと前の心臓の鼓動が本当に聞こえてくるような重々しい張り詰めたもの 全てが 画面に現れる表情が 表現している。ナレーションで「我々が感動するのはこういう場面です」と言う,そこに写ってるのは、
過酷なマラソンを走り終えた敗者たち。 疲れ果て放心状態の顔や腫上った足。
すべての能力を出しつくした競技者の美しさが描かれている
この映画を批判した 政、管の関係者がいたらしい。彼等には オリンピックはただ晴れがましいスポーツの祭典で、競技の事実だけを記憶していれば満足だったのだろう。
人間が限界まで力を出し切ることのすばらしさや、美しさを、感じ取る器を持っていなかったのだろう。
2・3日前の朝日新聞で リーフェンシタールの事が特集記事にあった 彼女の撮った ベルリンオリンピックの映画「民族の祭典」も その芸術性が評価されている 残念ながら ヒトラーの時代のことで 彼の野心に利用され 不幸な映画になってしまった。
「東京オリンピック」では 生中継されたテレビのアナウンスがそのまま流されている
冒頭の 「世界中の青空を、東京に持ってきたようなすばらしい青空です」という表現で、東京人全てのよろこびがつたわる。そして 閉会式での各国選手が人種を問わず 民族を問わず
母国の体制を問わず、大会に参加した競技者同志として 肩組 一体となって行進する様子に NHKの鈴木文弥が発した
「すばらしい 全くすばらしい 世界の平和とは、人類の平和とは、こういう事を指すのでありましょう」
この 言葉を聴いたら もう感動の 絶頂。目頭が熱くなる。
「ビルマの竪琴」も小学生の時見て胸を打たれたが 「東京オリンピック」は、私に 最高の感動を与えてくれる作品だった。市川昆 の、業績をあらためて称え、感謝の意を捧げたい。
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