店主の気ままなひとり言
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昼過ぎだった。家の直ぐ近くの信号のある横断歩道の前、杖を持った女性。帽子を被り、マスクをしている。彼女が、信号待ちのため止った自転車にまたがったままのわたしに気づき、手を振った。同時にマスクを口の下にずらしたその顔に私も気づき、「あー」と声をあげた。「すみませんでした」という彼女に「よかったー!」と私。「元気になって」。手を取って喜んだ。
彼女は大事なお客様。といっても 昨年まで。彼女が所属する遊技場などで、コーヒーのワゴンサービスを提供する会社が、得意先であった。会社は鹿児島市にあり、彼女は当地の責任者。彼女が本社を説得して、私のコーヒーを 使ってもらえるようになった。ところが 夏 彼女が病気に倒れた。それ以来会ってなかった。その後 会社も当地から撤退してしまった。
会社から「体調を壊している」と説明を受けていた私が 実は相当に重い病気であることを知ったのは、あの 「オズコレクション」のSに教えられて。彼女に初めてあったのも オズ。15年くらい前だろうか。当時 自分で喫茶の店を持っていた。たまたま帰省中で立ち寄った私がコーヒー屋と知ると、サンプルが欲しい旨乞われて、鹿児島から送った。その店が、都市計画で、取り壊された後、夜営業のオズで、昼 喫茶を営んでいたのだ。Sさんには詳しい情報が入っていた。彼女の妹さんも、私のお得意さんなのだが、お姉さんの事情を聞くことは躊躇われた。9ヶ月ぶり。「やっと喋れるようになって、川元さんとこに 挨拶に行こうと思ってた。会えてよかった」私も会えて 元気な姿を見れてよかった。立ち話で、彼女が鹿児島で入院して、その後半年、霧島の山奥の病院でリハビリを受けていたこと、今は 帰ってきて、この近くの病院で、さらにリハビリに通っていることなど教えてくれた。「私のために 取引が途絶えてしまった」と、詫びる言葉もあった。あなたのおかげで 取引が出来たのだから。しかも 数ヶ月掛けて本社を説得して。
これから 街に出て 友人と食事に行くという。杖をついて歩いてるのに、どうやって。車で送る申し出をした。車内でも会話が続いた。昔からずっと極親しい関係だったかのように。何故だかそんな風に感じられた。まず 彼女はコーヒーが大好き。コーヒーに詳しい。ずっとコーヒーに関わる仕事をこれからもしたいと、いっている。そして これから食事を共にする人の名を聞くと、私が喫茶店をしていたときのお得意さん。さらに 彼女の妹の嫁ぎ先をきいて、その 兄弟親戚、当時の常連さんばかり。そんな 縁がわかって、この感じる親しみが不思議でも何でもなく思えた。「彼女を雇えるくらい、仕事が増えるよう頑張ろうか」と、内心気持ちが高揚した私に、車を降り際の彼女が「コーヒーの仕事 づっと続けてくださいね」。もちろん。元気な彼女に再会できてほんとに良かった。
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