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シンセサイザーという楽器を知ったのは、高校2年のときだった。日曜の昼間テレビでカッコいい西洋人3人組みが、カッコいい演奏をしていた。キーボードとドラムとギター ギターと思ってたのはベースだとわかったのはかなり後だった。派手なキーボードのパフォーマンスにびっくりした。楽器を揺らす、飛び越える さらにはナイフを突き刺す。最後に演奏した、{ナッツロッカー」 くるみ割り人形の行進曲は、すごいと思った。3人組は「ELP」エマーソン・レイク&パーマーだ。直後にレコードを購入。タイトルは「トリロジー」。収められてる曲で、「ホーダウン」の 演奏の早さにびっくり。ライナーノーツで、楽器は ムーグシンセサイザーというものだと知った。ムーグ博士が発明したからムーグシンセサイザー。この楽器、を使った日本人の演奏も、直ぐ聞く機会をえた。もっとも テレビで見たその楽器は大掛かりな機械にしか見えなかったけど。演奏者は富田勲。曲は「ELP」も演奏した「展覧会の絵」だった。「ELP」はロックだったけど、富田のは、不思議な、メルヘンにも思える電子が奏でる新しい音楽だった。
先月 富田勲の死が伝えられた。テレビでは彼の業績を紹介し特番もあり。そのなかで 80年代初めだったのか、ライン川のほとりで、シンセサイザーと、レーザー光線を使った、音と光のコンサートが開かれたときの、様子を描いた番組が再放送された。オンタイムでも 見た。はっきり憶えている。
音楽にあわせて レーザーを踊らせる。音を光で表現する「レーザーリニウム」と言うものを、学生時代 友人に誘われて京都で見ていた。何のことかわからず乗り気でもない私の分まで友人が入場料を払ってくれた。京都に来たからには是非見ておきたかったのだろう。私の感想は 「ありがとう」。びっくりした。こんなものがあるのか!そのときの音楽も 「ELP]や「キングクリムゾン」当時の新しい音楽だ。
テレビ番組は、富田の業績の紹介からはじまり、シンセサイザーの説明、ライン川のコンサートの準備。35年前、シンセサイザーはまだよく知られてなかった。コンサートは ライン河岸に舞台と客席を作ることから始めなければならないわけで それはもう 大掛かり。そしてコンサート。バイオリンのライブ演奏をするのはクラシック界のアイドル未だ10代の 千住真理子。三角錐のスケルトンの容器が天井に浮かんでいる様にライトウアップされ、周囲をレーザー光線が飛び交う中、演奏する姿が、まさに エンジェルカと言うくらい美しく。彼女が14歳デビューの時からファンの私が、35年前にこの番組を見たときは、目的は 彼女だったかも。
それまで 聞いた 富田の シンセサイザーは、クラシック曲を、旋律はそのままに、電子音で色付けするもの 派手さはなかった。ライン川でのスペクタル然のコンサートは稀なものだろうけど、たぶん シンセサイザーを手に入れたときから、思い描いていた光景の実現だったのだろう。

テレビでずっと聞いていた「新日本紀行」拍子木の音が響く壮大な曲も、「今日の料理」のまな板をたたくリズミカルな音楽も、富田の曲には様子や風景が描かれていた。

今や 電子音で奏でる楽器は、当たり前のようにある。キーボードだけでなく、管楽器も、弦楽器も。多彩なおとを 作り出すシンセサイザーが、いかに 音楽を広げ 楽しくさせてくれるかを 最初に示した、イギリスの キース・エマーソンまたは 日本の富田勲。ミスターシンセサイザー。
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